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京セラコネクタプロダクツ、0.35mmピッチの基板対基板用コネクター

 京セラコネクタプロダクツは、スマートフォンなどに搭載される0.35mmピッチの基板対基板用コネクタ「5847 シリーズ」を開発。4月1日より販売を開始する。

 多機能化が進むスマートフォン、携帯電話、デジタルスチルカメラ(DSC)、タブレットPC、デジタルオーディオプレイヤー等の電子機器では、搭載部品点数の増加傾向がある一方で、限られた基板スペースを有効的に使い小型化・薄型化を実現するために、搭載部品の高密度実装が進んでいる。

 今回京セラコネクタプロダクツが開発した「5847 シリーズ」は、0.35mmピッチの狭ピッチ基板対基板用コネクタで、嵌合(基板間)高さ0.7mm、奥行き寸法1.9mmの低背・省スペース製品。

 同社独自の接点形状により、振動や落下衝撃にも強く、高い接触信頼性を実現した。両端の固定金具は、固定金具としての用途はもちろん、定格電流2.0Aで電源用としても使用可能。信号ピンを電源用として使用する場合と比べ、極数の削減により省スペース化が可能となる。


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