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楽天子会社はじめ、太陽光発電事業など特別目的会社設立

 楽天株式会社は6日、100%連結子会社のRSエンパワメント株式会社と株式会社日本エコシステム、ハンファQセルズジャパン株式会社の3社共同で特別目的会社の「RNHソーラー西日本合同会社」を設立し、楽天トラベル契約施設や企業の倉庫などの屋根に適した太陽光発電プロジェクトの開始を発表した。

 RNHソーラー西日本合同会社は6日、西日本エリアを中心に、屋根の賃借契約に基づいて、3000kW程度の太陽光発電パネルを設置、発電する事業のためのプロジェクトファイナンスを組成し、太陽光発電事業に必要な資金に関する契約を、関西アーバン銀リース株式会社と締結した。

 楽天では、昨年3月末までの運転開始に先立って必要な設備認定が終了している産業用太陽光発電設備(10kW以上)のうち、5月末に実際に運転を開始した設備は1割にも満たない状況で、潜在的な事業機会があると見据えている。今後は「楽天ソーラー」の販売チャネルに加え、未着工設備認定済み案件の設置工事への取組みも推進し、案件数や規模に応じて、新たなプロジェクトファイナンスの組成も検討していく予定。


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