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JR東日本、タイで都市鉄道路線の保守事業に参画

 JR東日本は、タイ・バンコクで建設中の都市鉄道路線であるパープルラインにおいて、丸紅、東芝とともに、鉄道車両や各種地上設備についてトータルでメンテナンスを行う事業に、初めて参画する。また、JR東日本グループの総合車両製作所が鉄道車両を供給する。

 これは、バンコクの都市交通に日本製の鉄道車両が初めて採用され、また日本の鉄道事業者を含めた企業連合が海外での鉄道メンテナンス事業に参画する初めてのケースとなる。

 パープルラインは、タイの首都バンコク北部バンスー地区と北西郊外のバンヤイ地区(約23km・16駅)を結ぶ計画の鉄道路線。運営主体はタイの鉄道事業者であるバンコクメトロ社(BMCL社)で、営業開始は2016年頃の見込み。

 パープルラインの運営主体であるタイの鉄道事業者BMCL社との契約により、JR東日本は、丸紅、東芝と共同で、鉄道車両や各種地上設備についてトータルで10年間のメンテナンス業務を実施する。実施にあたって、JR東日本は、丸紅、東芝との共同出資により新たなメンテナンス会社をバンコクに設立する。


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