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シャープ、中近東で植物工場の実証実験 電子技術を応用へ

シャープ
植物栽培のようす(写真・シャープ)
 シャープは20日、中近東で植物工場の事業化に向けた実証実験を開始したことを発表した。現地販売会社であるSMEFの敷地内に、いちごを栽培する植物工場の実験棟を設置。9月から本格的な実験をスタートさせた。実験期間は2015年3月までを予定。

 実験棟は、密閉された完全人工光型の植物栽培施設。LED照明を用いた光制御やプラズマクラスター技術を活用した施設内の空気管理、温度や湿度のモニタリングなど、同社が保有するエレクトロニクス技術を活用し、イチゴの生育環境をきめ細かく制御する。これにより、イチゴ栽培に必要なノウハウをデジタル化し、安定した生産と高い品質を実現する。


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