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三菱化学とパイオニア、有機EL照明パネル販売で新会社設立

三菱化学とパイオニア
有機EL照明パネル。左から発光層塗布型のパネル、モジュール、製品の使用例(写真・三菱化学、パイオニア)
 三菱化学とパイオニアは3日、有機EL照明パネルの販売で、共同事業会社を設立したと発表した。新会社は「MCパイオニアOLEDライティング株式会社」。資本金は1億5000万円で、出資比率は二社同率。7月1日より業務を開始する。主に有機EL照明パネル・モジュールの販売を行う。

 有機EL照明は、面発光でかつ超薄型・軽量である上、形状に制約がなく透明にできる、といった既存の照明にない特徴を数多く有しており、次世代の照明として注目されている。

 三菱化学とパイオニアは、2011年7月に、発光層を蒸着プロセスで成膜した世界初の“カラー調色・調光型有機EL照明パネル”の量産を開始し、両社それぞれの商流の下、店舗照明や医療用照明器具など、さまざまな用途向けに販売してきた。

 MCパイオニアOLEDライティングでは、両社の有機EL照明パネルに関する販売・マーケティング機能を統合することで、有機EL照明パネルの用途開発および市場開拓をいっそう加速させる。


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