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ノルウェー国立美術館、ムンク生誕150年展を6月から開催

 【オスロ(ノルウェー)2013年5月28日PRN=共同JBN】6月2日に国立美術・建築・デザイン美術館とムンク美術館は協力してこれまでで最も広範なムンク展を開催する。

 ▽生誕150周年の頂点
 エドヴァルド・ムンクは1863年生まれで、2013年はこのノルウェー人画家の生誕150年にあたる。祝賀の最高潮が生誕記念展「ムンク150年」である。この展覧会の目標は、展示会場のナショナル・ギャラリーとムンク美術館に展示される約270点の作品によって、ムンクの芸術と芸術的才能のできる限り完全な統一された包括的な紹介を提供することである。入場者はムンクの主要作品に加え比較的知られていない宝物のような作品の群れに迎えられる。

 ムンク美術館のステイン・オラフ・ヘンリクセン館長は「主な目的はエヴァバルド・ムンクを祝うことだが、ムンクの一生と芸術についての知識、好奇心、熱意を地元、全国、国際的に広げることも望んでいる」と語っている。

 国立美術館のオードゥン・エックホッフ館長は「ムンクは“叫びと太陽”のような作品で近代美術のなかで確固たる地位を占めている。われわれは芸術と現実との関係、世界における個人の地位、民衆に対する芸術家と芸術の影響の近代的な役割など、近代の問題に対するムンクの対応について新たな見方をしている」と述べている。

 ▽約60年にわたるムンクの芸術
 ムンクの作品についての包括的な見方は展覧会の構造に反映されている。展示作品は1883年に20歳でデビューしたころから1944年の死の直前に永遠に画筆を置いた時まで約60年の期間にわたっている。展覧会はムンクの芸術をほぼ年代を追って展示しており、その生涯の作品の駆け足での概観を提供している。展示はテーマ別にも構成されている。ある中核テーマはムンクの自分自身の描き方の変化と一定のモチーフをどのように繰り返し、描き直したかである。

 ▽1つの展覧会、2つの会場
 この展覧会はムンク美術館と国立美術館の長年にわたる協力から生まれた。両美術館は世界で最も幅広いムンク作品のコレクションを所有しており、このような規模のどのような展示でも所有作品で応じられる関係にある。またこれは展覧会を2カ所に分ける必要があった理由でもある。1882-1903年の期間はナショナル・ギャラリーで展示され、1904-1944年のムンクの作品はムンク美術館で展示される。しかし、世界中の公共機関、個人の所有者からの作品貸し出しがなければこの展覧会は不可能だっただろう。


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