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ホンダ、インドで二輪車の第三工場稼働へ 年産180万台

 ホンダのインドにおける二輪車生産・販売現地法人であるホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド(HMSI)は、建設中の第三工場が竣工したと発表した。年間120万台を生産する工場として6月より本格稼働を開始する。また、今期中に年間60万台の生産能力拡大を行い、生産能力を180万台とすることも発表された。

 この工場は「喜びを次世代へ」のコンセプトに基づいたグリーンファクトリーとして、水の年間使用量の30%以上を雨水活用でまかなうなど、先進環境技術の実現に取り組んでいる。また、品質の優れた商品を効率的に生産するため、機械加工の自動化やシーム溶接の自動化、高効率塗装ラインなどの生産技術を導入した。

 第三工場への投資額は、今期中のさらなる能力拡大も含め、135億ルピー(247億円)となる予定。

 HMSIの年間生産能力は、既存の第一工場の160万台と、第二工場の120万台、第三工場の180万台を合わせて合計460万台となり、今後長期にわたり拡大する市場への対応に備える。


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