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三菱重工がPratt & Whitney Power Systems買収を完了

【グラストンベリー(米コネティカット州)2013年5月18日PRN=共同JBN】三菱重工は18日、Pratt & Whitney Power Systems(PWPS)の買収を完了したと発表した。取得された企業は今後、PW Power Systemsと社名変更され、電力産業で世界をリードする中核資産となる。

三菱重工はイノベーション最前線に立ち、世界で最も先端的なガスタービンを開発することによって、高効率の発電製品の基準を設定している。今回の買収は同社の継続的な成長イニシアチブの一環であり、この買収によって大容量システム開発に注力する三菱重工は、中小規模の発電パッケージを提供しているPW Power Systemsを通じてより幅広い顧客層に影響力を及ぼすことができる。

三菱重工の宮永俊一社長は「三菱重工とPW Power Systemsの人材とリソースを結合する相乗効果は、当社の四つの中心的企業部門の一つであるエネルギーと環境部門の大きな成長につながるとともに、世界の電力市場での競争力を高めることになる」と語った。

PW Power Systemsのピーター・クリストマン社長は「これによって三菱重工の機器製品提供が大きく広がり、そのサービス能力を高め、多くの顧客にとってワンストップショップになる。同時に、三菱重工との連携はわれわれの市場到達を拡大し、PW Power Systemsに新たな機会を開くという重要な戦略的利益をもたらすことになる」と語った。

三菱重工の資源と業務はまた、PW Power Systemsが柔軟な発電ソリューションに対する需要の高まりによって成長するため必要な相乗効果を提供する。

PW Power Systemsの顧客は、Pratt & Whitney(プラット・アンド・ホイットニー)がタービンエンジンで提供する最先端技術とともに、同社の製造、エンジニアリング、供給チェーンの専門技術からから引き続き恩恵を受ける。

PW Power Systemsは米コネティカット州グラストンベリーに本社がある。

▽三菱重工について
三菱重工は東京に本社がある世界大手重機器メーカーであり、2012年3月末までの2011年度連結売上高は280億ドルを上回る。三菱重工の製品・サービスの多様なラインアップは、造船、発電所、化学プラント、環境機器、鉄骨構造、工業用・一般機器、航空機、宇宙システム、空調システムなどにわたる。

さらに詳しい情報は三菱重工ウェブサイト(http://www.mhi.co.jp/en/index.html)を参照。


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