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新日鉄住金、建材薄板事業で豪社と合弁事業 アセアンと米向け

 新日鐵住金は、豪州BlueScope Steel Limited社と、昨年8月、BSLがアセアン・米国で展開する建材薄板事業(溶融亜鉛めっき鋼板・塗装鋼板事業、及び建材薄板加工製品事業)につき、新日鐡住金グループとしてBSL持分の50%を取得し、両社をイコール・パートナーとする50:50の合弁事業とすることを合意したが、新日鐡住金の100%子会社で建材薄板事業を担う日鉄住金鋼板と共に出資手続きを終え、同合弁事業を開始する運びとなった。

 合弁事業はNS BlueScope Coated Productsと称し、本社機能をシンガポールに設置する。新日鐡住金は、今回の事業参画により、鋼材需要が急拡大しているアジアを中心とした海外建材薄板市場への速やかな対応が可能となり、今後は、アセアン・米国の7カ国29の製造・販売拠点を通じた市場ニーズへの迅速且つ的確な対応力を活かし、より付加価値の高いサービス、商品の提供を目指す。


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