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広州交易会、新興市場向けに大きなチャンス 4月15日から

 【広州2013年2月7日PRN=共同JBN】中国で最も有名な見本市の広州交易会は、中国市場への窓口として新興市場からのバイヤー、セラーにとり重要度を増している。世界のビジネスマン、とりわけ中南米、アジア、アフリカの新興経済圏のビジネスマンは、4月15日から開催される第113回広州交易会に際して、昨年の交易会の成功を足場に準備を整えており、この地域の貿易が繁栄すると考えている。

 昨年秋に開催された第112回交易会には、世界211の国と地域から19万人近いバイヤーが訪れた。展示者として世界44カ国から552の外国企業が参加し、その多くが発展途上国からだった。ビジネスマンの多くは、中国との貿易拡大に楽観的な考えを表明した。

 インド輸出連合会(FIEO)のラフィーク・アーメド会長は、52のインド企業代表団を率いて第112回交易会に参加し、手工具から台所用品に至るまであらゆる製品を提供した。

 アーメド会長は、インド企業がすでに台所用品を中国市場に積極的に輸出しており、自動車部品、医薬品、工芸品、衣類などの製品を輸出し始めていると説明している。同会長は、インドの対中国輸出が年間約30%ずつ増加し、2018年までに1000億ドルに達すると見ている。

 「これは中国の将来性から見て、挑戦しがいのある目標であり達成可能な目標だ」とアーメド会長は語っている。

 昨年の広州交易会でアフリカの小売業者向けに製品を購入した中国人マーチャントのロー・イフェン氏は、アフリカの裕福な消費者に競争力のある価格の中国高級品が歓迎されていると指摘している。

 同氏は「広州交易会で南アフリカとタンザニアのバイヤーのために製品を購入した」と語っている。

 アフリカの消費者の購買力は、アフリカの急速な発展に伴って変化している。年間家計収入が5000ドル以上の家庭は、半分以上を食料や住まい以外の製品に消費している。現在この購買層に入るアフリカ人は9000万人と予測されており、2020年までに1億2800万人になると見られている。

 広州交易会はまた、ビジネスインテリジェンスを収集するための優れたプラットフォームを提供している。第112回交易会で開催された対ブラジル貿易に関するフォーラムは大成功だった。第113回交易会では、ロシアについて同様のフォーラムを開催する予定。

  広州交易会オーガナイザーは、中国市場への最高の窓口である第113回広州交易会参加者を歓迎する準備を整えている。
 詳細はhttp://www.cantonfair.org.cn/en/index.aspを参照。


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