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引き続き順調な成長と投資、カールツァイスグループ

*半導体製造技術事業部門の景気変動を力強いポートフォリオで補う

カールツァイスグループ(Carl Zeiss Group)は13日、2011/2012年度の決算を発表、総売上高は41億6300万ユーロで前年の40億8400万ユーロ(注)を2%上回った。金利税引き前利益(EBIT)は4億2000万ユーロだった(前年は6億800万ユーロ:注参照)。カールツァイスの最高経営責任者(CEO)、ミヒャエル・カシュケ博士は「2011/2012年度は当社にとって素晴らしい成功の年だった。業績は昨年にたてた見通しを上回った。総売り上げは前年の実績を少し上回った。特に指摘しておくべきことは、力強いポートフォリオが、半導体製造技術事業部門における売り上げの景気循環性の落ち込みを補ったことだ。これは数年前では不可能だった」と語った。

2011/2012年度にカールツァイスは世界中で900人を新規採用し、研究開発部門への投資を14%増やした。資産、工場、設備への投資は2億8900万ユーロで、会社の近代化、グローバルなインフラの拡大ができた。

(注)既存店ベースで計算

より詳しい情報は http://www.zeiss.de/press で。

▽カールツァイスについて
カールツァイスグループ(Carl Zeiss Group)は光学およびオプトエレクトロニクス分野における世界的リーダーのひとつである。2011/2012年度、約2万4000人の従業員が41億6300万ユーロの総売り上げを上げた。産業ソリューション、研究ソリューション、医療技術、消費者向け光学機器の市場で、カールツァイスは160年以上にわたって全世界の技術進歩に貢献してきた。

カールツァイスグループは、プラネタリウム、眼鏡用レンズ、カメラおよび映写用レンズ、双眼鏡を開発、製造している他、生物・医学研究、医療技術、半導体や自動車・機械エンジニアリング産業用のソリューションも提供している。カールツァイスは世界の40カ国に40の生産拠点と50カ所以上の販売・サービス拠点を展開、約20カ所の研究・開発センターを有している。カールツァイス社(Carl Zeiss AG)はカールツァイス財団(Carl Zeiss Stiftung)が100%所有している。1846年にドイツのイエナで設立され、現在はオーバーコッへンに本社がある。


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