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三菱自、新型「アウトランダーPHEV」発売 世界初のPHEV

アウトランダーPHEV
アウトランダーPHEV=2012年パリモーターショー参考出品車(写真・三菱自動車)
 三菱自動車は、来年1月発売予定のSUVタイプのプラグインハイブリッド車(PHV)、新型「アウトランダーPHEV」の予約受付を、11月30日より、販売各社で開始した。アウトランダーPHEVは、「i-MiEV」で培ったEV技術や、「ランサーエボリューション」で鍛えた4WD技術、「パジェロ」で築いたSUVのノウハウを結集した自動車。SUVとしては世界初のプラグインハイブリッド車となる。

 今年10月発売の新型「アウトランダー」をベースに、独自に開発したEV派生の「プラグインハイブリッドEVシステム」を搭載。<1>日常は環境に優しいEV走行で、遠出はモーター主体のハイブリッド走行<2>「ツインモーター4WD」による優れた走行性能<3>エンジンで発電して停車中・走行中に充電できる「バッテリーチャージモード」や、車載コンセントから最大1500Wの電気が取り出せる「給電機能」など、大容量バッテリーによるユニークな機能―などの画期的な特長がある。

 装備を厳選した「E」、実用装備の「G」、先進安全技術「e-Assist(イーアシスト)」を標準装備した「G Safety Package」、これにカーナビゲーション等を追加した「G Navi Package」、さらに本革シート等の快適装備も充実させた「G Premium Package」の計5グレード構成となる。

 価格については、経済産業省の「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」が適用されることを前提に試算した場合、実質的な負担額は「E」で300万円以下、「G」で約320万円からと試算。


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