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三菱重工、フォークリフト事業を日本輸送機に承継 世界展開を視野に

 三菱重工業は、フォークリフト事業を関連会社である日本輸送機に承継することを発表した。2013年4月1日を目途に実施される。

 一方、三菱重工は、小型から大型までのエンジン式フォークリフトに強みを持ち、特に海外市場に強みを持ち売上に占める海外比率は90%に達している。しかしながら、先進国を中心に商品の主流がエンジン式からバッテリー式に移行している昨今の市場環境下でエンジン車を中心とするビジネスモデルでは、今後の事業拡大は難しく、全世界でバッテリー式フォークリフトを含めたフルラインナップの品揃えと物流ソリューション提案力の強化が課題となっていた。

 これまでも両社は協力体制を構築して取り組んできたが、急速な変化の途上にある世界のフォークリフト市場を踏まえ、経営を一体化して事業競争力強化に取り組んでいくことが最良の選択肢であると判断。フォークリフト事業を統合することで基本合意に達した。


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