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ジャガー、7014台をリコール 燃料装置に不具合

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは23日、ジャガーの燃料装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2002年3月19日~2010年3月18日に製造された、型式「GH-J51YA」と「ABA-J51YB」の2車種7014台。燃料装置の燃料ポンプと燃料フィラーホースに不具合があるという。内容については以下の通り。

 ▽燃料ポンプの不具合
 燃料タンクのポンプモーター配線端子において、当該端子接続部が電気発熱と冷却の繰り返しにより緩み、接触不良となって発熱と放電が発生する。このため、端子接続部が熱で溶けて断線することで燃料供給が止まりエンジンが停止したり、端子接続部の周囲が熔損することにより穴が開き、そこから燃料が漏れるほか、最悪の場合、漏れた燃料が火花により着火し火災に至るおそれがある。

 ▽燃料フィラーホースの不具合
 燃料タンクと燃料フィラーパイプを接続する燃料フィラーホースの材質が不適切なため、燃料によって腐食して亀裂が発生し燃料が漏れるおそれがある。


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