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三菱電機、東京地下鉄東西線で回生電力の駅舎電源利用実験

 三菱電機は、鉄道車両のブレーキ時に発生する回生電力のうち、近くを走行している車両だけでは消費できない余剰電力を、駅の電気設備に直接供給する「駅舎補助電源装置」の実証実験を東京地下鉄の東西線西船橋変電所で実施する。

 実証実験の内容は、省エネ効果の検証として、東西線車両で発生する回生電力の駅での利用状況を検証、約600kWhの有効活用が可能と推定する当社シミュレーション数値の妥当性確認。「駅舎補助電源装置」の機能検証として、直流1500Vの回生電力の交流変換と駅の配電系統経由での照明や空調等への供給、駅の交流系統への電力供給による影響や電力系統全体への適合性の確認―となっている。

 実験期間は2012年8月中旬から約2カ月間の予定。今回の実証実験結果を踏まえ、2013年4月から「駅舎補助電源装置」の製品供給を目指す。


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