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積水化学、三菱樹脂から管材事業を譲り受け 世界競争力強化へ

 積水化学工業は11日、三菱樹脂の管材事業を譲り受けることで合意したと発表した。積水化学では、塩ビ管をはじめとする水インフラ関連事業を展開。「エスロンパイプ」のブランドで、土木・建築・住宅など様々な用途へ展開を図っている。両社は02年に共同出資による生産統括会社を設立。製品仕様の統一や生産拠点の相互活用、共同配送実施等の協業を実施してきた。今後想定される市場環境の変化や世界との競争に対応するため、経営効率化や付加価値向上を図る必要があると考え、今回の事業譲り受けを決定した。

 積水化学では、譲り受ける資産を活用することで、(1)取扱量アップによる原材料調達力の向上(2)生産・物流など徹底したコスト効率化の追求(3)新たな営業接点・経営資源によるバリューチェーンビジネス・総合力展開の拡大(4)リサイクル成型など要素技術活用による新展開(5)優れたプラスチック加工技術を活用した世界展開―の効果を期待している。

 また、譲り受けの内容は、(1)三菱樹脂の管材事業に関わる人員、資産、契約、知的財産権等※冷熱管材事業(架橋ポリエチレン管事業)は管材事業に含まない(2)三菱樹脂販売、菱樹商事の管材事業に関わる人員、契約等(3)菱琵テクノの管材事業に関わる機械設備の一部(4)三菱樹脂が保有する管材関連会社(東洋化学産業、羽生プラスチック、無錫積菱塑料有限公司、エムアンドエスパイプシステムズ)の株式―。


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