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アヴィバがプラント設計ソフト開発で新構想

 【フランクフルト(ドイツ)2012年6月19日PRN=共同JBN】プロセス、電力、造船業向けエンジニアリングデザインおよび情報管理ソリューション大手プロバイダーであるアヴィバ(AVEVA、LSE:AVV)は19日、ドイツ・フランクフルトで開催中の国際化学技術・環境保護・バイオテクノロジー専門見本市(ACHEMA)でプラント設計向けの新レベルのパフォーマンスに関する同社の構想を公表した。

 アヴィバのデーブ・ウィールドン最高技術責任者(CTO)は「エネルギー、化学、鉱業市場では前例のない市場変化が進行中で、これによって新たなチャンスと新しい課題が持ち上がっている。変化しつつある市場環境により迅速に対応するため、今ほどエンジニアリングスキルと管理プロセスを組織化する必要があったことはない。アヴィバは、新たな世代のエンジニアによって新生されたより厳格なコンプライアンスと要求に対する管理に備え、将来を計画している」と語り、さらに次のように述べた。

 「当社は、電力、プロセス業界がいかにこれらのニーズに対応するかをサポートするために、どのようにプラント設計システムが装備されなければいけないかを示し、新規プロジェクトおよびライフサイクルを通じた修正のためのデジタルアセットへの投資の活用の双方を支援し、『プラント設計の将来(The Future of Plant Design)』に取り組んでいる。将来を見渡したとき、われわれとしては、プラント設計ソフトウエアが競争力や持続可能性を促進する上で、新しいレベルの設計効率、コラボレーション、コンプライアンス管理を提供するのに不可欠な役割を果たすものと考えている」

 当社顧客は、5年前に直面した課題とは全く異なる課題に現在直面している。この変化し続ける市場に対応するため、アヴィバは、より迅速なプロジェクト展開を可能にし、設計チェーン全体の関係者が一層管理しやすく視認性も備えたモバイル・コンピューティングをも可能にするような、新しくて改善された業務方法をサポートするプラント設計用新製品製作プロジェクトの詳細のいくつかを発表した。

 アヴィバは、顧客や産業界からの要求に従い、プラント設計における新レベルのパフォーマンスを設定するプロジェクトに、既に多くのエンジニアリング専門家が加わり取り組んでいることを明らかにした。今年10月に新製品のプレビュー、続いて2012年12月に新製品の最初のリリースを行う予定である。

 ▽新製品の技術的ビジョンは以下の通り。
 *最高の3Dグラフィックスとレーザースキャン・ポイントクラウドを結合した「実世界」描写品質を持つ3Dモデリング機能。
 *完全に自動化され、3Dモデルと統合された2Dドローイング機能。
 *設計プロセスにおける他の設計システムとの完全相互運用性。
 *プロジェクト再使用とモジュラー設計をサポートするアーキテクチャー。
 *建造の際の、レーザースキャン・ポイントクラウドと寸法管理の統合。

これまでの数年に新製品を発表した他のベンダーと異なり、アヴィバは当社既存のPDMS製品との相互運用可能な方法でこれを行っている。

 アヴィバは今後引き続き、以下のウェブサイト「プラント設計の将来(The Future of Plant Design)」http://www.aveva.com/futureofplantdesignでこのプロジェクトの特徴に関する情報を提供していく。または、詳細は以下まで。
AVEVA on futureofplantdesign@aveva.com
+44 1223 556655

 アヴィバはACHEMのホール9.2、C29ブースで展示を行っている。

 ▽アヴィバ(AVEVA)について
 アヴィバはプラント、電力、造船業向けエンジニアリングデザインおよび情報管理ソリューションのリーダーである。同社は45年以上にわたって世界のオーナーオペレーター、エンジニアリング・コントラクター、造船企業にビジネスに不可欠なソフトウエアソリューションを提供してきている。詳細はhttp://www.aveva.comを参照。

ソース:AVEVA Group Plc


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