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東京電力、福島原発で遮水壁設置工事開始 海洋汚染拡大を防ぐため

 東京電力は、福島第一原発で1~4号機建屋内滞留水が地下水に流出した場合でも、海洋汚染を拡大させないように、1~4号機の既設護岸の前面に十分な遮水性を有する鋼管矢板による遮水壁を設置する。これまで、測量やボーリング調査による地質調査等の準備工事を進めていた。

 遮水壁の設置にあたっては、公有水面埋立免許が必要であることから、2月7日付けで福島県に公有水面埋立免許の申請を行った。このたび必要な審査および手続きが終了し、4月20日付けで福島県より公有水面埋立免許を交付を受けたことから、4月25日より、遮水壁の本格施工を開始する。

 設置される鋼管矢板は直径1100~1200ミリ、長さ約18~27メートル、厚さ12~22ミリ。施工延長は約780メートルで、設置本数約600本。


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