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ホンダ、中国事業の中期戦略を発表 2015年までに10機種以上投入

 ホンダは、中号事業の中期戦略を発表した。来年から2015年までの3年間で10機種以上の全面改良および、新機種投入を予定。商品ラインアップの充実により、2015年の販売台数は昨年実績からの倍増を目指す。

 また、中国においても、同社の次世代技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」を搭載したエンジンに順次切り替える。ハイブリッド車については今年、独自の軽量・コンパクトなハイブリッドシステム「IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)」を搭載した「CR-Z」「インサイト」「フィット ハイブリッド」の3機種を発売。

 IMA普及の次のステップとしては、中・大型車に適したハイブリッドシステムやプラグインハイブリッドシステムも中国に投入する。電気自動車については、昨年から広州市で実証実験を開始。この実験の結果を踏まえながら、今年末に広汽本田汽車有限公司で生産開始に向けて準備を進める

 高級車ブランド「アキュラ」の戦略については、操る楽しさと燃費性能を両立した高効率・高出力のハイブリッドシステム「Sport Hybrid SH-AWD(Super Handling All Wheel Drive)」を採用し究極の「走る楽しさ」と「環境」を高次元で両立した新型「NSX」を、アキュラブランドを象徴するモデルとして中国で発売する。
 
 今年発売する小型セダン「ILX」、小型SUV「RDX」をはじめ、「RLX」についても来年発売を予定し、商品ラインアップの強化を図っていく。また、来年以降、中国で需要が高い排気量が比較的小さなエンジンを搭載したモデルも順次投入する予定。

 生産量増大計画では、東風本田汽車有限公司の第二工場の稼働を、2012年7月に開始する。世界最先端の生産技術を導入し、優れた環境性能を実現するとともに、人が働きやすい先進工場を実現させる。広汽ホンダは、2014年の稼働開始を目指して、第3ラインの建設計画を推進している。


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