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マカオの水道メーターを受注、計測機器の世界大手エルスター

【ルートン(英国)28日PRN=共同JBN】エルスター社(NYSE: ELT)が28日発表したところによると、マカオ・ウォーター・サプライ社(現地名:澳門自来水)がエルスター社を採用し、向こう12カ月間でV100体積流量計1万4500基、商業施設用シングルジェット量水器51基を追加発注することになった。

今回はマカオ・ウォーターが2011年5月、エルスター社のバルク水量計測機器製品群の中から、2万6000基のV100体積流量計ならびにシングルジェット量水器600基を発注したことに続くものだが、製品群には2011年の計器生産計画の一環である最新型のQ4000も加わっている。

マカオ・ウォーター・サプライ社は、50万人を超えるマカオ住民に水道水を供給している。エルスター社はこれまでにマカオで10万基の水道メーターを設置している。

V100体積流量計は、水道管用として口径15ミリから40ミリまでのサイズが利用可能で国際規格ISO4064に適合している。この製品は高精度、長い耐用期間、安価な維持費、そして改ざん防止機能を提供する。

S2000バルクメーターは、口径40ミリから100ミリまでの水道管用サイズがそろっており、ISO4064の国際規格に即して、多くの用途に対し信頼性があり経済的な機能を提供している。用途の中には、事務所ビル、病院、学校、工場などさまざまな形で大量の水が使われる商業用建築物での水流計測も含まれている。この製品は少量の水流探知改善に適しており、水漏れ個所の特定や配水管理の能力を高める。

マカオ・ウォーター・サプライ社のオスカー・チュー副総支配人は「われわれはV100体積流量計の働きぶりに感銘を受けている。エルスターの水道メーターは過去60年以上にわたって当社の水管理事業を助けて来た」と語った。

エルスター・グループ水計測機器部門のゲーリー・ビンセント地域総支配人は「エルスター社の精度の高い計測技術はこれまで、マカオ・ウォーター・サプライ社が水資源を綿密にモニターし、管理することを可能にすることによって、人口稠密な地域と増大する水の需要という挑戦に応えることに役立ってきた」と語った。

▽エルスター社について
エルスター(NYSE: ELT)は電力、ガス、水道水の計測・制御機能を供給する世界的大手企業の一つである。同社が提供しているのは給配モニターならびに制御、先端的なスマート計測、需要対応、ネットワーキングを含むソフトウェアとソリューション、関連する多種多彩なコミュニケーションとサービスなどであり、消費者側の選択、業務の優秀性、ならびに保全を可能にする重要な部分を形成している。同社の製品ならびにソリューションは、従来型の市場ばかりでなく新興のスマート・グリッドの市場でも公益企業によって広範に利用されている。

エルスターは収入計測拠点として世界で最も広く設置されており、直近10年という期間で見ると2億基以上の計器が設置されている。世界130カ国以上でその製品とサービスを販売し、その領域は一般家庭、商業施設、産業部門の電力、ガス、水道とその複合アプリケーション、および伝送・配送アプリケーションにまたがっている。

エルスターに関する詳細情報はhttp://www.elster.comを参照。


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