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曙ブレーキ、メキシコに製造子会社設立 売上高45億円目指す

 曙ブレーキ工業は7日、4月1日付でメキシコに製造子会社を設立することを発表した。新会社では、自動車用ブレーキの製造販売を行う。新工場は、敷地面積約10万平方メートルの広さで、平成27年度の売上高約45億円を目指し、平成25年6月に生産を開始する。

 新会社設立は、メキシコに生産拠点を持つ日米欧の完成車メーカーの増産計画及び新規に進出を計画している完成車メーカーの需要に応じると共に、メキシコ向け輸出ビジネスを現地生産にシフトし、ユーザーの近くで生産・供給することが目的。

 現在、同社グループでは、北米製造拠点(Akebono Brake Corporation)からメキシコ向けの輸出取引額が同売上高の8%程度あり、また日本からメキシコ向けのノックダウン分の間接輸出取引が相当額ある。同社では、従来からの海外ビジネスの基本としている「地産・地消」型の事業展開により、ニーズの充足を図る―としている。


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