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富士重、新型「BRZ」3・28発売 「86」よりも一足先に

BRZ
86よりも一足先に、SUBARU BRZ(写真・富士重工業)
 富士重工業は3日、新型スポーツ車「SUBARU BRZ」を3月28日に発売することを発表した。トヨタ自動車との共同開発。水平対向エンジンをより低い位置に搭載した「超低重心パッケージング」により、優れたハンドリング性能を実現している。発売初年の月の販売台数は450台を計画。一方、トヨタも「86(ハチロク)」を4月6日に発売するが、一足先に市場にお目見えする。「SUBARU BRZ」特長は以下の通り。

【特長】
▽「走りの愉しさ」と「安全・安心」の両立
<水平対向エンジンをさらに低く搭載し、運動性能を追求した超低重心パッケージング>
・「SUBARU BRZ」は、水平対向エンジンを搭載したFRレイアウトのスポーツカー。
・水平対向エンジンをさらに低く、また、より車両中心に近い後方に搭載し、世界トップクラスとなる「超低重心パッケージング」を実現。

<リッターあたり100馬力を実現し、高回転まで気持ちよく吹けあがる新開発水平対向エンジン>
・エンジンには、自然吸気らしく高回転まで気持ちよく吹けあがり、環境性能に優れた高効率水平対向エンジンを専用開発。トヨタの直噴技術D-4S(燃料噴射システム)と組み合わせ、自然吸気エンジンで1リッターあたり100psの出力と、13.0km/L(R:6MT JC08モード)の燃費を実現。
・この新開発水平対向エンジンに、シフトフィールやレスポンスにこだわった6MTとE-6ATを組み合わせた。

<ドライバーの操作にシャープに反応する、高次元のハンドリングを実現した専用シャシー&ボディ>
・シャシーについては、超低重心パッケージングのメリットを活かし、四輪をしっかりと接地させることにより、操縦性と走行安定性、乗り心地の高さを高次元でバランスさせた。低く設定した着座位置と合わせ、ドライバーと車との一体感を高めた。
・超低重心パッケージングを実現させるための新たな軽量高剛性ボディを開発した。高い運動性能に最適なボディ剛性と衝突安全性能に必要な強度を確保し、さらに高張力鋼板の積極採用などにより軽量化を図った。
・全車に横滑り防止装置を採用し、運転の愉しさと安全性の両立を図った。

▽デザインと機能の両立
<超低重心パッケージングと空力性能を高めたフォルムが生み出す、低く流麗なスタイリング>
・デザインは、「走りの愉しさ」を直感させるデザインとした。
・空気の流れを活用したボディ形状の最適化や、床下のフラット化(エアロパッケージ装着車)にも取り組み、空力性能を高めた。

<良好な視界設計>
・フロントピラーのスリム化と角度の最適化、パーテーションガラスの採用などにより、運転しやすい前方視界を確保。


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