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サムスンがブルーレイ・ディスク計画に参加、ワンブルーが発表

 【ニューヨーク5日PRN=共同JBN】独立系ライセンス企業のワンブルー社は5日、デジタルメディアとデジタルコンバージェンス技術の世界的リーダーであるサムスンエレクトロニクス社(Samsung Electronics Co., Ltd.、サムスン)がワンブルー社の製品ライセンス・プログラムに特許権許諾者(ライセンサー)として参加したと発表した。サムスンはブルーレイ・ディスク(商標)標準の開発に主要な貢献をしてきており、現在のライセンサーであるサイバーリンク、デル、ヒューレット・パッカード、日立、JVCケンウッド、LG電子、パナソニック、フィリップス、パイオニア、ソニーに加わることになる。

 ワンブルー社のロール・クレイマー最高経営責任者(CEO)は「サムスンがライセンサーとして当社のライセンス・プログラムに加わり大変喜んでいる。サムスンはブルーレイ・ディスク(商標)標準に大きな貢献をしてきているため、このプログラムに価値ある必須特許が加わることになる。この重要なステップによって他の業界リーダーも後に続き、このプログラムに参加するよう希望している」と語った。

 ワンブルー社は「ブルーレイ・ディスク」(商標)に関する基本諸特許の使用許認可(ライセンス)事業を管理しており、ライセンス提供者の共同使用許認可代行会社である。ハードウエア、ソフトウエア製品については、ブルーレイ・ディスク(商標)、DVDならびにCDの基本的特許が、ディスク製品については、ブルーレイ・ディスク(商標)の基本特許が製品ライセンスの対象となる。ワンブルー社は革新的な特許プールとして、特許の使用範囲を整備し、コストを削減し、かつ光ディスク分野における特許制度の公正な運用を助長している。

 ブルーレイ・ディスク(商標)に使用されている光フォーマットの基本諸特許の全保有者には保有特許を評価のために提出して、新規ライセンサーとしてライセンス事業計画に参加する門戸が開かれている。「ワンブルー」製品ライセンス事業計画の下で単数ないし複数のブルーレイ・ディスク(商標)製品へのライセンスを得ることに関心を持つ会社であれば、下記のEメール・アドレスでワンブルー社にコンタクトしてほしい。

 ワンブルー・ライセンス事業計画と関連のライセンス料について詳細は http://www.one-blue.comを参照。


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