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ソニー、サムスン電子と液晶パネル製造合併を解消

 ソニーは26日、サムスン電子との合弁会社である液晶パネル製造会社「S-LCD」の持ち株全株をサムスン電子に売却することを発表した。同会社の資本金は2.2兆ウォンでこのうちサムスン電子が50%と1株を所有している。サムスン電子から支払われる取得対価は約1兆800億ウォンで、これによりサムスン電子の完全子会社となる。

 S-LCDは2004年4月に設立され、液晶パネルを両社に供給され、両社のテレビ事業の成長及び大型液晶テレビ市場全体の拡大に貢献してきた。しかし、現在、液晶パネル及び液晶テレビの市場には大きな変化が起きており、両社は、この厳しい状況に対応し、それぞれの市場競争力を強化するために、液晶パネル事業について新たな提携関係へと移行することに合意した。

 ソニーは今後、液晶パネルをサムスン電子から市場価格をベースに柔軟かつ安定的に調達することが可能となる。また、今回の合意では、両社が引き続き液晶パネル分野で技術協力を行うことも意図されている。


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