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ユーラリスが新リポート、服薬順守で患者と企業に利益を

 【ニューヨーク、ロンドン12日PRN=共同JBN】世界の医薬品業界にとって年間で推定300億ドルのコストとなり、米国で年間に推定12万5000人の死者を出す原因となっている患者の服薬不順守は健康管理業界にとってよくわかっていない問題である。ユーラリスは12日に明らかにされた「実益のある患者の服薬順守計画を確保する」と題する新しいリポートで、この問題に応えている。このリポートは患者の服薬順守に対する基本的な障害を分析し、患者の介護を改善するとともに収益性を増大させる投薬順守計画を医薬品会社が成功させる方法を研究している。

 CEO、マーケティング担当役員、販売担当役員のために書かれたこのリポートは、服薬順守計画が保険でカバーされないこと、医師と患者のコミュニケーション不足、代替療法優先、単なる飲み忘れなど、不順守の明白な理由を標的にすることを目指しながら、実際には効果的でないことを明らかにしている。リポートはその理由として、順守計画の成功を妨げる障害が医薬品会社自体にあることを示唆している。これらの障害にはサイロ型(縦割り)組織構造、プライバシー問題、ブランドマネジャーの任期が短いこと、投資利益の測定が難しいことなどが含まれている。

 リポートの筆者であるユーラリスのアンドレー・K・ベーツ社長は「医薬品会社は患者の服薬順守問題解決へのアプローチを再考し、不順守を『患者の問題』とみなすことをやめる必要がある。患者の介護を改善し、収益性を高める順守計画を成功させるために、医薬品会社は適切な行動の構想を決める前にブランドがそのように管理されているか、不順守がそのブランドにどのような財政的影響を与えるかを含め、各ブランドに関する非順守の全データを調べる分析的アプローチをとるべきである」と述べている。

 慢性症状のために治療の継続が必要な患者やがんの再発予防のために化学療法を行っている患者まで含め、薬物療法を始める患者の70%が1年以内に服用をやめてしまうと推定されている。医薬品の安全性に関する最近の報道や売上高の減少、競争の激化、パイプラインの弱体化、直接消費者に対する(DTC)広告への削減圧力の増大を考慮すると、医薬品会社は患者の順守度上昇で得られる隠れた価値をもはや無視できない。

 リポートは次のように患者の服薬順守に影響する重要な要因を特定し、それに対する知見を提供している。

 -不順守の根底にある患者側の理由
 -医薬品会社は不順守の財政的影響をどうすれば測定できるか
 -患者の順守度を向上させるためのプログラム・アプローチ
 -医師と患者のコミュニケーション改善のための助言
 -患者の順守度を向上させるためのステップ

 リポートはいくつかの薬剤分野でさまざまな服薬順守プログラム・アプローチを効果的に実行する方法を示す事例研究も提示している。

 ベーツ社長は最後に「特に長期的な治療法では、処方薬の服用順守は世界の医薬品会社にとって大きな難問である。ブランド特定の服薬順守率を調査すること、不順守の原因となるより大きな要因を理解すること、順守率を向上させるプログラムを開発し、実行することでブランドマネジャーが自分のブランドの市場シェアと売上高を増大させながら患者の臨床結果を大きく改善させるのを助けることができる」と述べている。

 ベーツ社長はマーケティングの利益分析における専門知識で、国際医薬品業界で広く認められている。医薬品業界のマーケティング担当者向けのこのリポートやその他の必読リポートのほか、審査の厳しい定期刊行物に多くの論文を書き、医薬品業界分析に関する書物でいくつかの章を書いている。

 ユーラリスのリポート「実益のある患者の服薬順守計画を確保する」はhttp://www.patientadherenceroi.comで購入できる。ユーラリスに関する詳しい情報はhttp://www.eularis.comへ。

 ▽ユーラリスについて
 ユーラリスは企業の意思決定、マーケティングの意思決定の財政的影響に対するデータ主導の知見を提供する程度の高い医薬品業界分析を提供している。過去のデータ、類似のデータに頼って正確性が低下する伝統的な分析アプローチと異なり、ユーラリス独自の「94・8アナリティクス・プロセス」は現在の市場の状況に基づいている。この実証ずみのアプローチは医薬品業界のマーケティングチームの敏速な計画立案、測定、評価、販売・マーケティング実績の最大化を助ける。同社は発売前分析、マーケティング・ミックス・モデリング(専門家向けと消費者向け)、ポートフォリオ最適化、販売要員の効果、管理介護分析、患者の服用順守ソリューションを提供している。ロンドンとニューヨークに本社を置くユーラリスはアストラゼネカ、グラクソスミスクライン、メルク、ファイザーなどとの顧客契約を通じて世界の医薬品市場で大きな経験を積んだ。

 ユーラリスについての詳しい情報はhttp://www.eularis.comへ。

(共同通信PRワイヤー)


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