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ホンダ、中国・広州で電気自動車の実証実験開始

 ホンダは、中国・広州市政府および広州汽車集団と共同で行う電気自動車(EV)実証実験の開始を記念する式典を8日に開催した。式典には、広州市政府の甘新副市長や広州汽車集団の代表者、ホンダからはホンダ中国本部長の倉石誠司氏、四輪事業本部第二事業統括の横田千年氏らが出席。あわせて、実証実験用の車両基地も初めて公開した。

 今回のEV実証実験では、広州市内の実際の都市交通環境下で車両を走行させることで、EVの実用利便性を検証するとともに、将来の普及に向けた技術的な課題を抽出する。また、航続走行距離の検証などを踏まえて、充電インフラに関する提言を行っていく。

 また、広汽本田汽車(広汽ホンダ)では、2012年内を目標に中国でEVの現地生産を開始する予定。

  今回のEV実証実験に使用する車両は、フィットをベースに燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」で培った同軸モーターなどの電動化技術と、先進的なリチウムイオンバッテリーを搭載した「フィットEV」(実証実験車)。充電時間は220V電源で6時間以下、航続走行距離は150キロメートル以上となっている。


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