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ナショナル・エアラインズ、B747貨物専用機の運航開始

ナショナル・エアラインズ
1日から就航したナショナル・エアカーゴのボーイング747-400F貨物機(PRN=共同JBN)
 【イプシランティ(米ミシガン州)1日PRN=共同JBN】ナショナル・エアカーゴ・ホールディングスの完全子会社で、世界的航空貨物サービスの有力なプロバイダーであるナショナル・エアラインズは1日、ボーイング747-400F型機の運航を開始したと発表した。同社は最近、FAA(米連邦航空局)の認証手続きを完了し、米運輸省から運航許可を受けた。

 同社の新しい747-400Fは長距離大陸間貨物専用機で、貨物積載能力は113トン。同社のスティーブン・ハリソン社長は「わが社のトレードマークの優秀性を、ワイドボディーの長距離市場に持ち込むのは大変光栄だ。カスタム化追跡プログラムと臨時チャーター便サービスを提供して、ナショナル・エアカーゴの成長する輸送上の必要条件と世界の政府機関、チャーター仲介会社、貨物運送会社顧客のユニークな必要条件をサポートすることによって、世界的な旅客、貨物サービスを補完したいと期待している。顧客がどこに行きたいのかにかかわりなく、目的地が北米、欧州、南米、アジア、南太平洋、アフリカ、カリブ海のどこであろうと、ナショナルは用意を整えて待っている」と語っている。

 これで同社の拡大努力は既存のB757、B747、DC-8保有機群を増強するための4機のボーイング757-200コンビ(貨客両用機)に対する米政府の運航許可獲得だけに集中することになる。

 ▽ナショナル・エアラインズ(National Airlines)について
 米ミシガン州イプシランティに本社を置くナショナル・エアラインズは定期、臨時チャーター便サービスを世界的に運航している。姉妹会社のナショナル・エアカーゴとともに、ナショナルは自社のDC-8、757-200、747-400型機を使って総合貨物輸送、カスタム化貨物、旅客サービスを提供し、大型貨物、至急貨物、特別扱いが必要な貨物を専門にしている。自社所有機に加えて、ナショナルには下請け契約機としてAN-124、IL-76、L-100型機があるほか、米国、欧州、アジア、中東の地域事務所がサポートしている。http://www.nationalairlines.aero


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