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グーグルが人気番付3連覇、Universumが発表

 【ストックホルム29日PRN=共同JBN】Universum(ユニバーサム)は世界12経済大国の経営、工科系経歴を持つ求職者16万人以上の調査に基づいて、国際的な人材誘引指標「世界で最も魅力的な企業2011年版」(The World's Most Attractive Employers 2011)を発表した。指標は経営系求職者を対象とする経営部門と工科系求職者を対象とする工科部門に別れており、雇用主として、また明日の世界をリードする可能性についても、企業の現在の魅力水準を表している。

 経営部門はグーグルが3年連続でトップを占め、KPMGが2位の座を維持、プライスウォーターハウスクーパースがアーンスト・アンド・ヤングを抜いて「表彰台」を確保した。

 Universumの総合研究部長、ロビサ・オーネル氏は「経営系求職者の人材市場では、仕事を始める絶好の場として知られる専門サービス企業、動的状況で新たな職場環境を与える企業が優位を占めている」と語った。

 工科部門でもグーグルが3連覇したが、IBMがマイクロソフトを3位に落として2位に上昇、ソフトウエア業界の激しい人材争奪戦をうかがわせた。米企業が勝利を収めている争いだ。

 Universumのグローバル・アカウント・ディレクターのカルロ・デュラトゥロ氏は「ソフトウエア業界は才能に大きく依存しているため、最も優秀な人材を引きつけ確保する努力を怠らない。現在、リラックスできて創造的な新しい職場環境パラダイムがあるが、その一部はこの業界のおかげでもある。団塊ジュニア世代はこのような環境で働くことにくつろぎを感じ、それが明らかに業界の魅力に反映されている」と指摘した。

世界のトップ10(経営部門)
1.グーグル(1)
2.KPMG(2)
3.プライスウォーターハウスクーパース(4)
4.アーンスト・アンド・ヤング(3)
5.デロイト(5)
6.マイクロソフト(7)
7.プロクター・アンド・ギャンブル(6)
8.JPモルガン(9)
9.アップル(18)
10.ゴールドマン・サックス(10)

世界のトップ10(工科系)
1.グーグル(1)
2.IBM(3)
3.マイクロソフト(2)
4.BMW(5)
5.インテル(6)
6.ソニー(4)
7.アップル(10)
8.ゼネラル・エレクトリック(7)
9.シーメンス(8)
10.プロクター・アンド・ギャンブル(9)

カッコ内は2010年の順位。ランキング一覧は、http://www.universumglobal.com/T
op50 を参照。

▽Universumについて
Universumは企業ブランディングに特化した国際的会社である。詳しい情報は、ウェブサイトhttp://www.universumglobal.com を参照。


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