PV産業推進で米中協力会議、UL、CGCなどの協力進む
【上海２０日PRN＝共同JBN】第２回米中再生可能エネルギー産業フォーラムはワシントンで９月１９－２０日に開催される。米中エネルギー協力プログラム（ECP）のメンバーで製品安全テストと認定、基準開発、研究の世界リーダーである米アンダーライターズ・ラボラトリーズ社（UL）と、太陽光（PV）発電とその他新エネルギー産業向けテストと認定の全国センターである中国総合認定センター（CGC）が、技術専門家としての資格でこのフォーラムに参加する。
PVシステムなど持続的エネルギー生成資源に対する世界的需要は、この数年急速に増加しており、米中両国政府は積極的にPV市場を開発し、PV機器の製造を急いでいる。中国のメーカーは急速に進展するPV産業で重要な役割を果たし、世界リーダーになるため革新的企業と協力することに熱心である。米中再生エネルギープログラムは、昨年以来その作業を見直し、これからの年に向けて戦略作りをしている。
米中両国の再生可能エネルギー産業の主たる代表者として、ULおよびCGCは再生可能エネルギーを促進し、この分野での米中間の協力をさらに進めることに貢献することにコミットしている。事実、CGCとULの協力は２０１０年半ばに結ばれた戦略的覚書（MOU）で始まった。MOUによると、ULはPVモジュール、PVインベンター／コンバーター、電池コネクターのコンバイナー・ボックスなどを含むPV製品にCGCマークを認定、承認するテストデータを提供する。両社はまた、風力タービン発電システム（WTGS）に対する電気および機械部品のそれぞれの能力を活用して、米中両国でこれらシステムの評価と認定サービスを追求する。両社はさらに、再生可能エネルギー、エネルギー削減、その他分野の協力を勧め、促進することに合意したことによって、製品の認定あるいはその他の適合性評価サービスを求めるメーカーはUL、UL系列会社、CGCからそのようなサービスを取得することができる。
ULグレーターチャイナの副社長兼ゼネラルマネジャーであるシュー・ウェイファン氏は「中国は今後数年にわたりPV産業の最大の潜在的市場と見なされる。世界に展開するULのPVラボを利用することで、顧客はより効果的にCGC認定を取得するため中国市場とともにULの多くのサービス提供の助けを借りてその他主要市場にもアクセスすることができる」と語った。
ULとCGCは協力努力によって、PVモジュール部門で共同サービスプログラムを作成した。世界の顧客はULとの協力を得て、CGC認定を申請することができる。UL欧州連合（EU）認定、UL分類サービス、CB（国際認証）試験リポート、UL認定などUL既存の基本サービスを束ねて、PVメーカーは世界市場に寄り容易かつ効果的にアクセスすることができる。
ULは１９８０年代からPV機器の安全使用と基準を策定、開発に携わっており、世界のPV機器メーカー向けに安全性テストと認定サービスを提供することによって、PV機器の安全運転に貢献してきた。CGCのワン・リン氏は「ULは世界で最も信頼できる認定・テストセンターのひとつであり、高水準の先端技術を代表して世界最大のPV市場で第１級のサービスを提供する。われわれは過去数年非常に満足できる協力をしており、将来に向けて共にPV市場を促進するに当たって、ULとの協力関係を非常に喜んでいる」と語った。
▽ULについて
ULは１００年以上の実績のある歴史を持つ世界トップクラスの安全科学機関である。世界９６カ国余りに６８００人以上の専門家を雇用しており製品安全（Product Safety）、環境（Environment）、ライフ＆ヘルス（Life and Health）、検査・検証（Verification）、セミナー提供（University）の５つの事業部門を設置し、顧客と世界の人々に高まるニーズに対応する。詳細はウェブサイト（www.UL.com）を参照。
▽CGCについて
中国総合認定センター（CGC）は、中国国家認証認可監督管理委員会（CNCA）の認可で中国計量科学研究院（NIM）によって組織された。CGCは２００３年に設立されて以来、各種の基本的研究を実施し、国家的に重要ないくつかのプロジェクトを掌握することで、その実体的な技術的立場を強化して全国的な評価を得た。CGCの下で発行される「ブルーファイア」、「ゴールデンサン」など各種認可は、業界と顧客の間で広く認められており、産業の健全な発展を推進する重要な役割を果たしている。さらに、CGCはメーカー、研究団体、検知団体と積極的に交流、協力して、認定の能力とともに業界での影響力を大いに強化している。
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- ［電力・発電］PV産業推進で米中協力会議、UL、CGCなどの協力進む 2011/09/20 火曜日
