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NWパラワン・ベイスンの埋蔵量引き上げ、豪ニド・ペトロリアム

【シドニー13日AAPメディアネット・インターナショナル=共同JBN】独立系石油調査会社のドゴリヤー・アンド・マクノートン(D&M)は、オーストラリアのニド・ペトロリアム社(Nido Petroleum、ニド、オーストラリア証券取引所=ASX=コード:NDO)がフィリピンのNWパラワン・ベイスンで開発を進める石油鉱区の推定総原始石油資源量(OOIP)が240億バレルで、2011年3月末時点ではニド社の開発石油鉱区ではトップ20の可能性があると発表した。これまでの推定埋蔵量を大幅に引き上げたもので、2008年5月の発表では、ニド社のプロスペクトおよびリード・インベントリーを基に推定総OOIPは118億バレルと見積もられていた。

この推定埋蔵量の増加は、2008年以降の同社プロスペクトおよびリード・インベントリーがかなり進んだことを反映するもので、2Dおよび3Dの地震探査データが得られたこと、NWパラワン・ベイスンの拡大区域全体にわたって詳細なプロスペクトが生成された結果である。

D&M社の報告で示された推定資源埋蔵量は、石油資源管理システム(PRMS)に従って行われた。PRMSの報告システムは、石油埋蔵量および資源の評価、発表での統一的なガイドラインを提供している。

ニド社向けD&M社の報告書全文はwww.nido.com.au で入手可能。

D&M社は国際的コンサルティング会社で、米国、ロシア、カナダにオフィスを構え、主要石油会社、政府、金融機関、投資業界向けに埋蔵量、資源評価を行うことを専門にしている。

▽ニド・ペトロリアム社について
ニド・ペトロリアムは、フィリピンを中心に石油・天然ガス開発を行っている企業で、フィリピンの北西パラワン・ベイスンのオフショア鉱区では、鉱区面積は1万4641平方キロメートルと支配的地位にある。ニド社は、6B、14、54、58、63鉱区でオペレーターおよび非オペレーターとして参加しており、浅水区域、深水区域双方で、開発前区域、生産区域双方をカバーしている。


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