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中国製アニメ「牡丹」、2012年に世界公開へ

bz-20110714-02.jpg 【洛陽(中国河南省)13日PRN=共同JBN】中国が独自で制作した3Dアニメ「牡丹(peony)」が2011年末に公開される。中国人の手で全編制作されたもので、3Dアニメとしては中国最高の水準を達成している。

 このアニメは河南省洛陽にある洛陽菁鋭影視動画社が制作したもので、同社には200人以上のアニメのハイテク専門家がおり、技術的能力、研究開発値からは中国随一とされている。

 「牡丹」は「平和、正義、反薬物」の強いメッセージが込められた作品で、花の王である「牡丹」が多くの困難を乗り越えて、最後にはどん欲な「芥子(Poppy)」などの悪魔に打ち勝つ話。「牡丹」は美しい花々を率いて「花の咲き誇る谷」から抜け出して、花々を人々のもとに連れて行く。

 この映画は作画から制作まですべて中国人の手で行われた。「中国的要素」を盛り込むハリウッド製映画に比べ、「牡丹」は「中国的要素」が溢れており、伝統的な中国文化の特徴をより反映した内容となっている。「牡丹」は、視覚的にも音響的にもまた精神面でも中国文化を世界の人々に届けるものだ。


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