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スズキ、二輪車事業を浜松市内に集約 環境車開発部門も移管へ

 スズキは11日、二輪車事業を浜松市の静岡県浜松市都田地区工業団地へ集約することを発表した。東海地震を想定しリスク分散化を図るため、静岡県磐田市の二輪車技術センターと本社(静岡県浜松市南区)の次世代環境車の開発部門を、同所へ移管させる。設備投資額は約500億円。

 移管先となる用地は、浜松市都田地区の工業団地の北ブロック(約9万1000平方メートル)と南ブロック(約17万7000平方メートル)で、浜松市が開発した北ブロックには「都田技術センター(仮称)」を建設する。現在の二輪技術センター(静岡県磐田市)の二輪車開発、設計部門を移管するほか、本社(静岡県浜松市南区)のEV、ハイブリッド車など次世代環境車の開発部門も移管する予定で2016年の稼動を目指す。

 また、静岡県が開発した南ブロックには「都田工場(仮称)」を建設し、2017年より稼動する予定である。同工場では、二輪車のエンジン組み立てを計画しており、次世代環境車等の生産も検討する。


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