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伊・ピンファリーナ「シンテシ」ヌベラの燃料電池システム使用

 【ジュネーブ4日PRN=共同JBN】イタリアのカーデザイナー、ピニンファリーナは4日、スイスのジュネーブで開催されたジュネーブ・モーターショーにヌベラ社のクアドリビウム(商標)ドライブを搭載した革新的なコンセプトカー「シンテシ(Sintesi)」を発表した。

 シンテシはヌベラのクアドリビウム・ドライブによって動力を得ている。このドライブは世界トップの水素発生技術と最新鋭の燃料電池を組み合わせて4つの配置されたホイール・パワーモジュールとしている。この伝統的なドライブトレーンからの転換によって、ピニンファリーナはエンジンの位置よりも乗る人を考えてデザインする自由を得て極めてスタイリッシュな未来の車を設計した。

 ピニンファリーナのアンドレア・ピニンファリーナ会長兼最高経営責任者は「シンテシ・プロジェクトでヌベラとともに働くのは大変な喜びだった。この極めて高度なコラボレーションはこれからも繰り返されることを望んでいる」と語った。

 クアドリビウム・ドライブはヌベラのアンドロメダ(Andromeda商標)燃料電池とスター(STAR商標)水素発生技術に基づいている。この二つは内燃エンジンと比較してより高い効率を提供する。

 ヌベラ販売マーケティング担当のビル・ミッチェル副社長は「ピニンファリーナがこの最先端プロジェクトのためにヌベラを選んだことを誇りに思う。環境に無害な技術を用いて高性能パワートレーンを作成するという意欲的な挑戦に直面した際、ヌベラのエンジニアたちは伝統的な技術を離れて方向を転換しまったく革新的な燃料電池コンセプトをとった」と述べた。

 詳細はwww.sintesi.pininfarina.com.を参照。

 ヌベラ・フュエルセルズ社はマルチ燃料処理、燃料電池技術の開発、前進の世界リーダーで、クリーン、安全、効率的な動力ソリューションの提供にコミットしている。米国、イタリアに事務所を持つヌベラ社は産業用車両、装置、固定アプリケーション用の水素燃料電池動力モジュール、オンサイト水素発生と積載型ガソリン燃料プロセッサー、自動車と輸送アプリケーション用の燃料電池スタックと動力システムの商業化の進展にコミットしている。

 (共同通信PRワイヤー)


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