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オムニエア社、B777-200ER機の運行許可を獲得

【タルサ(米オクラホマ州)1日PRN=共同JBN】オムニエアインターナショナル社(Omni Air International)は米連邦航空局から180分の双発機延長運航権限(ETOPS)を含むボーイング777-200ER機の運行許可を得る。

これによってオムニ社は米国登録の不定期航空会社として初めてB777-200ERを旅客機として運行することになる。2機目の許可は7月中旬に下りる見込み。

オムニ社は、2年前にB767-300ER機を取得した際に開始した同社フリートの近代化を今後も続ける方針。オムニ社のジェフ・クリッペン社長兼最高経営責任者(CEO)は「B777-200ER機の導入によって当社が目指す双発エンジン機による近代的で燃料効率の良いフリートへの移行を補完する。世界の顧客に対してクラス最高の航空機を提供できることになり、大変喜んでいる。この長距離航空機は、航空業界の中で当社のような業務を行っている企業にとって流れを変えるものになると確信している。オムニ社すべての職員がこの許可を得るため多大な努力をしてきた。当社はB777機の導入によって当社の能力を強化し、航続距離の拡大ならびに燃料効率を実現する広胴型旅客機を顧客に提供する」と述べた。

オムニ社で経営計画・戦略担当のシニア・ディレクターを努めるロバート・ジャレッド氏は「オムニ社はターンキーの旅客チャーター、ACMI(機体・乗員・整備・保険)ウェット・リース・サービスで業界のリーダーである。当社が増強を続けるB767-300ER機のフリートにB777-200ER機が加わることによって、チャーター、ACMIウェット・リース・ビジネスの両面で航空輸送をカスタマイズする当社の中核業務が強化されることになる。当社は米国のチャーター便業界では数少ない航空機の一つとして、個々の旅客に前の座席の後部を使ったエンターテインメントを新サービスとして提供する」

オムニ社は国際的に不定期便を運行する航空会社として成功、19年目を迎えている。オムニ社はB767-300、B757-200、DC10-30長距離型機からなるフリートを擁し、運行路線は75カ国以上におよび、合計6万便、30万フライト時間を達成している。同社顧客は米国、外国の政府、航空会社、その他旅客を国際的に移動させる必要がある顧客などである。

オムニ社はオクラホマ州タルサを本拠にした不定期航空会社で米連邦航空局のFAA-121ライセンスを取得している。創業は1993年で、近代的で燃料効率の良い航空機とそれをサポートする「前向き(Can Do)」精神にあふれた航空専門家を提供することで航空業界のなかでも指導的な地位を占めてきた。


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