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日本空港ビルデング、羽田空港船着場の整備工事に着手 水上交通拠点へ

 日本空港ビルデングは、羽田空港船着場の整備工事に着手することを発表した。同社では東京湾および多摩川に面した羽田空港の利点を生かし、観光振興面および防災対策面での活用を考慮した水上アクセス機能の整備を検討していた。今回、国土交通省より河川法に基づく許可を受け、着手に至った。

 工事は三愛石油が所有していた旧タンカーバース(桟橋)を旅客船用に改修する「羽田空港船着場」整備工事。場所は東京都大田区羽田空港2丁目(多摩川左岸)で、工事期間は第1期工事が2011年5月2日~6月下旬(桟橋工事)、7月上旬より船舶の発着が可能となる。第2期工事は2011年秋頃予定(陸側待合室工事)。

 具体的な運営計画は、三愛石油が所有・使用していた多摩川左岸の旧タンカーバース(桟橋)を譲り受け、観光交流・振興、地域振興、および防災・緊急時対策等の水上交通アクセスの拠点として整備し、有効活用する。

 東京湾における屋形船、遊覧クルージング等での発着、訪日外国人客に対する旅行パックでのチャーター船の発着等が可能なほか、災害時等で陸上交通機関がマヒした場合の水上輸送ルートとしての活用も可能である。


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