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日産自動車、九州工場母体の新会社設立 国内生産100万台継続へ

 日産自動車は、九州工場を母体とした新会社「日産自動車九州」を設立することを発表した。代表取締役には現日産自動車の九州工場長である児玉幸信氏が就任する予定である。国内における事業強化に一環として昨年10月から検討が進められてきた。

 自動車産業を取り巻く環境は、各国通貨に対する円高の進行や、世界経済の長期的な低迷、新興国企業の台頭、エネルギー・地球環境問題に対する関心の高まりなどによる小型車へのシフトや、電気自動車をはじめとした電動化車両の市場投入など、従来にない厳しさを増すと同時に、大きな転換期を迎えている。

 日産自動車がグローバル自動車企業としていっそう成長していくためには、将来にわたり小型車も日本で生産し続けられるグローバル競争力を持った生産拠点をつくりあげていく必要があるとし、これを実現することで、国内100万台レベルの生産を確保・継続してくとしている。

 生産車種は、セレナ、ティアナ、ラフェスタ、エクストレイル、デュアリス、ムラーノ、ローグ(輸出専用)、アルメーラ(輸出専用)。生産能力は約43万台。


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