ソニー、８製造事業所で一部生産活動を再開
ソニーは６日、東日本大震災の影響を受け３月１４日時点で１０カ所の製造事業所で生産活動を停止していたが、さらに５製造事業所で生産活動を一部再開させたと発表した。すでに先月２２日時点では３製造事業所で一部再開をしており、今回の発表とあわせ８製造事業所で生産活動を再開させたことになる。
具体的には、ソニーケミカル＆インフォメーションデバイスの登米事業所（宮城県登米市）＝取り扱い製品・光学部品、ＩＣカード等＝では、なかだサイトが３月２８日より一部再開、豊里サイトは３月２８日より一部再開。
ソニーＤＡＤＣジャパンの茨城工場（茨城県那珂市）＝ＣＤ、ＤＶＤ等＝では３月２８日より一部再開。
ソニーエナジー・デバイス＝リチウムイオン二次電池等＝の郡山事業所（福島県郡山市）では４月１日より一部再開（コイン電池等）、本宮事業所（福島県本宮市）は４月末までに順次再開予定。
ソニー白石セミコンダクタ（宮城県白石市）＝半導体レーザー＝は４月６日より一部再開。 ソニーケミカル＆インフォメーションデバイスの多賀城事業所（宮城県多賀城市）＝磁気テープ、ブルーレイディスク等＝は、設備清掃及び損傷調査中である。
また、３月２２日に発表したとおり、地震等からの直接の被害を受けなかった前述以外の一部の製造事業所においても、計画停電や原材料・部品等の調達状況に応じて生産活動の調整を行っている。
製造品目ごとに状況は異なるものの、３月２２日に発表した国内の５製造事業所に加えて、その他の一部の国内または海外の製造事業所においても、現在、原材料・部品等の調達状況に応じて一時的に一部の生産ラインの稼動調整を行っている。なお、６日時点で、これらの影響により生産活動を完全に停止している製造事業所はない。
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- ［災害・問題］ソニー、８製造事業所で一部生産活動を再開 2011/04/07 木曜日
