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パンダ2頭一般公開、約3000人が詰め掛ける 上野動物園

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一般公開されたパンダ2頭。写真上がオスのリーリー、下がメスのシンシン。4月1日・上野動物園にて(撮影=Y.ONAYA)
 4月1日、東京都台東区の恩賜上野動物園(小宮輝之園長)では、ジャイアントパンダ2頭(雄“リーリー”・雌“シンシン”)を一般に公開した。

 上野動物園では、先月の3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響により閉園し、22日に予定していたパンダ公開を延期していた。

 午前10時開園には、待ちきれない約3000人の人々が子供たちの春休みということもあり長蛇の列をつくり、15分早めた9時45分の開園となった。同動物園のある上野公園は桜の名所でもあり、染井吉野が3月30日に開花した事から、春休みを家族で過ごす人達が連日詰めかけるであろう。(※使用電力の節減も考慮し、通常よりも開園時間は短縮される。詳細は、http://www.tokyo-zoo.net/ まで)

 ☆尚、同園及び都立動物園・水族館では、このたびの震災で被災された方達に対し4月10日(日)まで入園料を免除する。

 今回のジャイアントパンダの来園は、東京都と中国野生動物保護協会との間で調印された保護研究実施の協力協定に基づく。


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