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バレンタインデーは商業過剰、SSIに消費者の52%回答

【シェルトン(米コネティカット州)12日PRN=共同JBN】バレンタインデーをプレゼントや外食で祝うことが多いのは中国人と米国人-。バレンタインデーを迎える各国消費者の受け取り方にはかなり相違がある。サーベイ・サンプリング・インターナショナル(Survey Sampling International=SSI)のオンラインパネル最新調査によると、世界の消費者の最大多数、52%はバレンタインデーを「商業化されすぎている」と回答した。米国と中国に限り、バレンタインデーを「カップルの日」とみる人が多い。

米国(42%)と中国(50%)では、ほかの国々よりバレンタインデーを祝う消費者が多い。対照的に日本(69%)、オーストラリア(71%)、ドイツ(74%)の消費者の大半はこの日を祝うことがない。

SSIの調査結果はオンラインパネルから抽出された成人5000人余の回答に基づいている。対象国は米国、英国、ドイツ、フランス、日本、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールなど。SSIは独自のオンラインパネルやソーシャルメディア、系列パートナー、オンラインコミュニティーなどとリンクしている自社の強力なサンプリング・プラットフォーム「SSIダイナミクス」(SSI Dynamix、商標)を通じて、広く世界的な活動範囲で調査研究をサポートしている。

▽贈り物派が多数
米国では消費者の52%が贈り物を、50%が外に食事に出掛けることを計画している。プレゼントは世界各地でバレンタインデーの決まりものになっている。半数以上の57%が贈り物を与えようとしており、67%がお返しを期待している。バレンタインギフトは花が共通する第一候補(46%)だが、米国(64%)と英国(69%)ではグリーティングカードの人気が最も高い。

▽未婚カップルはロマン追求
どの国でも未婚カップルは概して、あるいは既婚カップルより、バレンタインデーをロマンチックと述べている。世界全体では既婚消費者の30%、未婚カップルの38%がバレンタインデーをロマンチックなイベントと回答した。米国とドイツでは、バレンタインデーをロマンチックと考える未婚カップルがかなり多い。

▽サーベイ・サンプリング・インターナショナル(SSI)について
サーベイ・サンプリング・インターナショナル(http://www.surveysampling.com)は調査研究用のサンプリング・ソリューションの有力な世界的プロバイダーである。SSIはインターネット、電話、モバイル/無線を通じて72カ国の回答者に接触している。付加価値サービスには質問表設計コンサルテーション、プログラミングとホスティング、データ処理が含まれている。SSIはトップ50調査機関のうちの48社を含む2000社以上の顧客に奉仕している。創立は1977年、15カ国に17事務所がある。


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