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富士重、スバル・インプレッサ「WRX STI tS」発売

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インプレッサ WRX STI tS(写真・富士重工業)
 富士重工業は21日、スバルの主力車種インプレッサの「WRX STI 4ドア」に、独自仕様の装備を施した「WRX STI tS(ティーエス)」と「WRX STI A-Line tS」を25日に発売すると発表した。来年3月14日受注分までの限定400台。車両価格は「WRX STI tS」が472万5000円、「WRX STI A-Line tS」は422万1000円。いずれも税込み価格。以下は発表文。

 インプレッサ「WRX STI tS」、「WRX STI A-Line tS」は、ロードスポーツモデルとして優れた走行性能を持つインプレッサ WRX STI 4ドアをベースに、シャシーを中心にSTI独自の仕様装備を施すとともに、カーボンルーフ、アルミ製フロントフードを採用。また、内外装の質感にもこだわり、走りの愉しみと持つ悦びを享受できるSTIコンプリートカー。

 カーボンルーフは、富士重工業と東レで共同開発した炭素繊維複合材を採用し、車両を軽量化するとともに低重心化と操縦安定性を向上。

 シャシーには、STIチューニングの前後ダンパーやコイルスプリングのほか、STI独自開発のフレキシブルタワーバー・フロント、フレキシブルサポート・リヤ、フレキシブルドロースティフナー・フロントなどを装着。さらにブッシュ類などの細部にまでチューニングを施し、STIコンプリートカーならではの「強靭でしなやかな走り」を実現している。

 そのほか、フロントアンダースポイラー、トランクスポイラー、STI製18インチアルミホイールや、アルカンターラと本革を組み合わせたRECARO製シート(「WRX STI A-Line tS」はメーカー装着オプション)、STI製シフトノブ/セレクトレバーなどを装着し、スポーティで質感の高いエクステリアおよびインテリアを実現。

 また、インプレッサ「WRX STI tS」には、ボールベアリングツインスクロールターボを採用し、低回転域からの優れた加速性能により、6速マニュアル車のさらにスポーティな走りを可能とした。


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