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東芝、中国に液晶テレビ最上位モデルを投入 販売強化

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中国におけるフラッグシップモデルの3D液晶テレビ「55X1000C」55V型(写真・東芝)
 東芝は、中国市場において液晶テレビの最上位モデル「55X1000C」を12月下旬に発売する。10月発売の汎用モデルに加え、新たに高付加価値モデルを投入することで同市場におけるシェア獲得を目指す。

 米国を抜き世界最大の市場となる見通しの中国において、同社では、中国の家電メーカーであるTCL集団と中国市場向け販売合弁会社「東芝ビジュアルプロダクツ(中国)社」を設立。今年10月からコストパフォーマンスの高い汎用モデルの販売を開始し、営業活動を展開している。

 今後、沿岸部をはじめ内陸都市での販売網拡大を見込み、同社商品を取扱う量販店や一般店を現在の約2200店舗から2013年度に1万5000店舗まで広げる。また、販売台数を2011年度には前年度比4倍となる200万台にまで拡大させる。

 今回発売する最上位モデル「55X1000C」は2D3D変換機能を含めた3D対応の中国市場向け旗艦モデル。海外市場としては初めて「CELLレグザ」のコンセプトを受け継いだ。主な特徴は、「メガLEDパネル」と自社開発した「新レグザエンジン」を搭載したことと高級オーディオシステム音質などがある。


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