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現代の電気自動車時代が幕開け、LAオートショー11月開催

【ロサンゼルス21日PRN=共同JBN】ことし11月に開催されるロサンゼルス・オートショーで現代の電気駆動輸送手段の新たな時代が始まる。世界のほぼすべての主要な自動車メーカーが向こう数年間以内の電気自動車の販売計画を発表しており、ロサンゼルス・オートショーには、これからの数カ月間に公表される最初の新製品が登場する。

ロサンゼルスがハイブリッド自動車販売でリードを続けており、自動車メーカーは電気自動車の早期採用の役割を先導するとみている。ロサンゼルスは自動車産業の流行に先べんを付けると認識されており、11月17、18の両日開催のロサンゼルス・オートショーで少なくとも電気自動車の新車6車種が発表されるのは当然の成り行きである。

この新時代の幕開けを告げる最初の電気自動車としては、シボレー・ボルトと日産リーフがあり、市販はそれぞれ今年11月と12月の予定である。

ロサンゼルス・オートショーでデビューするその他の電気自動車としては、北米の生産モデルである三菱i-MiEVとトヨタRAV4-EV試作車がある。ロサンゼルスのショーにデビューするi-MiEVモデルは、販売特約店に引き渡される次期電気自動車の一つになると予想されており、車幅が広くなり、米国消費者にとって魅力的なものするために内装機能のスタンダードとオプションとのアップグレードリストも含まれる。トヨタのRAV4-EVはテスラ(Tesla)のリチウムイオン電池パックを使用し、よりエアロダイナミックに改良されている。トヨタは同車両プロトタイプをテストしており、2012年には市販される予定。

自動車の電動化に向けたこの流れはまた、もっぱら電気自動車市場に専念する新規メーカーを刺激してきた。重要ニュースを発表するとみられるのは、この部門のリーダーでカリフォルニア州サンタモニカを本拠とするコーダ・オートモーティブ(Coda Automotive)と高級電気自動車メーカーのフィスカー・オートモーティブ(Fisker Automotive)の2社である。両メーカーとも2011年に顧客への販売を開始するとみられている。

ロサンゼルス・オートショーのマネジャーであるアンディー・フゼジー氏は「長年の期待を経て、電気自動車がやっとショーに登場する。電気自動車が広く受け入れられるまでにはまだ長い年月がかかるかもしれないが、電気の時代が本格的に始まったことは議論の余地がない」と語った。

待望の「グリーン・カー・オブ・ザ・イヤー賞」受賞候補には電気自動車が初めて主役となる。グリーン・カー・オブ・ザ・イヤー賞は、生産モデル車両での顕著な環境上の成果を評価することに的を絞る。電気自動車が名誉ある賞の受賞資格を得たことは、現代の電気自動車時代がついに本格的に始まったことのさらなる証でもある。勝者は前回と同じように、11月18日のロサンゼルス・オートショーの記者会見で発表される。

インフラストラクチャーに関する重要発表もショー会期中に行われる予定。地域の主要ユーティリティー・プロバイダーの一つであるサザーン・カリフォルニア・エジソン(Southern California Edison)は、次世代プラグイン車両の運用コストをめぐる重要な問題に取り組む。またプラグイン電力(PEP)充電ステーションは、電気自動車の家庭および商業施設での充電にとって必要とされることを示すため身近で実演が行われる。

▽ロサンゼルス・オートショー(Los Angeles Auto Show)について
2010年ロサンゼルス・オートショーには少なくとも20台が世界デビューを行い、20台以上の北米デビューが行われる。11月17、18の両日のプレスデーには、世界の自動車メーカーによって25回以上の記者会見が行われる。最新のLAオートショー関連ニュースは、www.laautoshow.com を参照。

メディアの登録は現在LAautoshow.com/Press.htmlで受付中。LAオートショーに関する会話は以下のサイトで行える。Twitter.com/LAAutoShow


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