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クラウンHD、カンボジアでアルミ缶の第2ライン設置

 【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)9日PRN=共同JBN】金属パッケージ製品の世界的大手サプライヤーであるクラウン・ホールディングス社(NYSE: CCK)は9日、同社子会社のクラウン・アジア太平洋ホールディングス社がカンボジアのプノンペンにある工場に2番目の飲料缶製造ラインを設置する計画であると発表した。

 新しいラインは2011年第4四半期に稼働を開始する予定で、当初の生産量は330cc(33センチリットル)のツーピース・アルミ製飲料缶7億個となり、同工場の総生産量は13億個となる。

 カンボジア最大の都市で首都のプノンペンは、カンボジアの経済と商業活動の中心に成長している。メコン河畔にあるプノンペンは政治の中心であると同時に、カンボジアで最も豊かで人口の多い都市である。近年の成長率が経済に活況を与え、多くの観光客が同国の歴史的、文化的遺産を訪れるようになっている。

 クラウン・ホールディングス社アジア太平洋部門のジョゼフ・セーラーツ社長は「カンボジア市場で飲料缶への需要が増加しているのにわくわくしている。カンボジアの急速な成長に伴って、ツーピース・アルミ缶に対する顧客の好みが増している。われわれは喜んで当社の世界や地域の顧客が望んでいることをサポートし、彼らがブランドを確立するのを手助けしたい」と語っている。

 ▽クラウン・ホールディングス社について
 クラウン・ホールディングス社(Crown Holdings, Inc.)は、同社子会社を通じて世界の消費者向けマーケティング企業にパッケージ製品を供給する大手企業である。世界本社は米ペンシルベニア州フィラデルフィアにある。http://www.crowncork.com.を参照。


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