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ニコン、一眼レフ「D3100」発売 新開発CMOSセンサー搭載

fbz-100820-02.jpg ニコンは19日、ニコンイメージングジャパンを通じて、新開発CMOSセンサー及び新画像処理エンジンを搭載したニコンDXフォーマットデジタル一眼レフカメラのエントリーモデル「D3100」を9月16日に発売すると発表した。価格はオープン価格で、当初の月産台数は約17万台を計画。

 今回発売する「D3100」は、ニコン新開発のDXフォーマットCMOSセンサーや新画像処理エンジン「EXPEED2」を採用し、高画質・高精細な撮影を実現する一方で、「D3000」に搭載したガイドモードを継承し、選択項目やアシスト画像を追加することでさらにわかりやすく、使いやすく進化させた。

 そのほか、モニター画面を見ながら撮影できるライブビュー撮影機能やフルHD動画が撮影できる「Dムービー」などの便利な機能も搭載。また、ボディーの小型・軽量化を実現し、ユーザーの利便性も追求。「D3100」はデジタル一眼レフカメラとしての本格的な性能を備えながら、初心者でも簡単・きれいにイメージ通りの撮影ができる。主な特長は以下の通り。

<1>高画質かつ高精細な撮影を可能にする、ニコン新開発のDXフォーマットCMOSセンサーと画像処理エンジン「EXPEED2」

 「D3100」は、新開発のニコンDXフォーマットCMOSセンサーと新画像処理エンジン「EXPEED2」を搭載。CMOSセンサーは、有効画素数14.2メガピクセル(「D3000」は有効画素数10.2メガピクセル、CCDセンサーを搭載)、豊かな階調表現で、高画質・高精細な撮影が可能。また、常用感度はISO 100~3200で(D3000はISO 100~1600)、Hi2(ISO 12800相当)までの増感設定が可能なため、夕暮れや室内などの暗い場所での撮影や、動きの速いスポーツシーンでの撮影にも効果を発揮。

 「EXPEED2」は、ニコンが培ってきたデジタル写真に対する考え方やノウハウ、テクノロジーに磨きをかけて開発した画像処理エンジンで、CMOSセンサーの性能を十分に引き出し、写真や動画のノイズを抑えつつ、鮮やかな色彩を忠実に再現する。

<2>写真も動画もモニターを見ながら、気軽に写せるライブビュー撮影

 「ライブビュースイッチ」を回すだけで、液晶モニターに撮影画像が表示され、すぐにライブビュー撮影が可能。コンパクトデジタルカメラと同様の感覚で気軽に撮影が行え、デジタル一眼レフカメラの操作が初めての方でも違和感なく撮影できる。また、ライブビュー画面には撮影モード、動画記録残り時間、電池残量などの情報を表示することができる。

<3>さらに使いやすく進化した「ガイドモード」
ユーザーのスキルを問わず、撮影から画像再生・編集、各種設定など、ほとんどの操作が簡単にできる「ガイドモード」をさらにわかりやすく、使いやすく進化させた。

 設定アシスト画像:
 「D3100」では撮影時の設定の際に、設定の効果を事前に確認するためのアシスト画像を表示することができる。例えば、「背景をぼかして撮る」のモードで絞り値を選択する際には、アシスト画像が絞り値に応じたぼけ具合に変化して画面に表示されるため、撮りたいイメージにあった設定を事前に確認することができ、撮影時の失敗を減らすことができる。

 ガイドモードに搭載したその他の新機能:
 1)「ファインダーで撮る」「ライブビューで撮る」「動画を撮る」の3つから  撮影方法を選択可能

 2)撮影時の設定項目「テクニックを使って撮る」に「隅々までシャープに撮る」と「水の流れを撮る」の選択項目を追加

3)本体設定時の項目「設定する」に「動画の設定」、「HDMI」、「フリッカー低減」、「Eye-Fi送信機能※」の選択項目を追加

<4>フルHD動画での撮影・編集ができる「Dムービー」と動画撮影時のフォーカスモード「常時AFサーボ(AF-F)」を初搭載

 動画撮影ボタンを押すだけで、フルHD動画(音声付き・モノラル)の撮影ができる「Dムービー」を搭載した。ガイドモードを使った絞り値などの設定をそのまま動画撮影にも適用でき、広角、望遠、魚眼レンズなどの交換レンズも使用することで、デジタル一眼レフカメラならではの動画を撮影することが可能。また、動画撮影時のフォーカスモードには、「常時AFサーボ(AF-F)」を搭載し、撮影中にシャッターボタンを半押しすることなく、カメラが自動的に動く被写体を追尾してピントを合わせる。さらに、動画から静止画を切り出したり、動画の前後の不要部分を削除することができる動画編集機能も備えている。

<5>「おまかせシーン機能」を搭載

 ライブビュー撮影時に、モードダイヤルをオートまたは発光禁止オートに合わせると、自動的にポートレート、風景、クローズアップ、夜景ポートレートを識別して、そのモードを選択する「おまかせシーン機能」を搭載。


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