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JR東海、新幹線車両工場を一新 総工事費870億円

JR東海 新幹線車両工場
浜松工場(新幹線車両工場)新工場の完成予想図。建物面積約10.9万平米を建替え、約1.5万平米を補強する。緑化を行う面積は約6.3万平米(写真・JR東海)
 東海旅客鉄道(JR東海)は、浜松工場の新幹線車両工場を一新(リニューアル)することを発表した。総工事費は約870億円。今年7月に着工し、2019年3月の完工を目指す。

 浜松工場は、東海道新幹線で唯一の新幹線車両を全般検査(オーバーホール)を行える工場。敷地面積は約31万8000平方メートルを有する。大正元年の創立以来、既存の建物を最大限活用し、新形式車両の導入や輸送力増強に対応してきたが、浜松工場を最新の新幹線車両工場にリニューアルすることを決定した。

 新工場は、耐震性の高い建物に建替補強するほか、建物の配置見直しシンプルな検修ラインの構築による全般検査工程の効率化を目指す。また、最新の検修機械を導入し現在人手で行っている作業を機械化する。そのほかにも、太陽光発電システムや高効率のインフラ設備の導入により省エネ対策を徹底する。

 工事は今年7月に着手、2017年に新しい検修ラインによる全般検査を開始、2019年3月には全工事を完了する予定。


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