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世界から新車20台がデビュー、ロサンゼルス・オートショー

 【ロサンゼルス29日PRN=共同JBN】ロサンゼルス・オートショーは29日、ことし11月17、18の両日開催されるオートショーの報道関係者向け公開日に、世界から20台以上の新車がデビューすることが確実になったと発表した。また米国内メーカーからも多くの新車が参加することで、デビューする新車は約40台になる見込み。

 今年のショーでは、これまで以上に多数の注目すべき新車が登場することになりそうである。米国に加えて、欧州、アジアの自動車メーカーが新車を投入することで、海外からのメディアの参加も増えそう。

 ロサンゼルス・オートショーのゼネラルマネジャー、アンディ・フゼジー氏は「ロサンゼルス・オートショーの重要性が増していることは、ここでデビューする車の数やデビューの重要性からはっきり分かる」と指摘している。

 新車の数が増えたことに加え、自動車産業が引き続き経済的回復基調にあることも、メーカーのショーへの参加や予約を促進している。日産とインフィニティはオートショーから1年間のブランクの後、主要な出品車を伴って戻ってくる。ここでデビューする新車で注目される中には、日産の北米専用ミニバンのクエストの新車のほか、待望の電気自動車(EV)のリーフに関する重要なニュースなどがある。またほぼ27年間も欠席していたフィアットがロサンゼルス・オートショーに戻ってきて、米国市場向けの新車フィアット500シンクエセントを出品する。

 今年のショーはまた、長い待ち望まれた電気自動車時代の到来を示す。長年にわたる準備や議論の末、最終製品の電気自動車が一般に売り出される。このショーでは、極めて期待が高く、初めて市場に登場したシボレー・ボルトと日産リーフが出品され、2011年に投入される一連の電気自動車も登場する。また電気自動車と併せて、電気自動車による移動がもっと可能になるようにするために不可欠なインフラに関する発表も行われる。

 ロサンゼルス・オートショーは、自動車産業がこれまでに例のない経済環境、環境要因、消費者の好みの変化などに対応するため変貌していく中で、業界の現在と将来の全体像を見られるようにしている。このため、このショーでは最高級スポーツカー、ワイルドな環境対応コンセプトカーからミニバン、セダンに至るまで、極めて広範囲の画期的な自動車が顔をそろえる。そしてここで紹介されるほぼすべての新車が先進的技術、燃費改善、テレマティクスを備えている。

 ▽ロサンゼルス・オートショーについて
 2010年ロサンゼルス・オートショーは今年秋、5年連続で開催される。開催日時は、報道関係者向け公開が11月17、18の両日、一般公開は同19日から28日まで。報道関係者の登録は9月に開始される。ロサンゼルス・オートショーは開催日時を変更したため、参加者は3倍になり、出品される自動車の数や重要性は新しいレベルにまで達している。ロサンゼルス・オートショーは世界各地で開催されるトップクラスの自動車ショーの一つで、2日間の報道関係者向け公開日には、一流自動車メーカーからの新車デビューを見るため世界各地から多数のメディアが訪れる。報道関係者向け公開日に続いて一般公開日は、世界で最多の参加者が集まる自動車ショーの一つになる。

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