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EU混迷は中国に及ばず、アジアインスペクション発表

 【香港16日PRN=共同JBN】アジアの品質管理企業であるアジアインスペクション(AsiaInspection)が発表する数字は国際貿易の健全性に関する格好の指標である。アジアインスペクションが2010年第2四半期に実施した1万1000を超える検査、監査、実験室試験(前年同期比+38%)は、いくつかの興味深い傾向を示した。

 同期の検査結果は、中国がますます輸出品質の改善に努め、消費者製品の魅力が輸入国にとって高まっていることを示した。中国で実施された検査件数は35%増加、中国の無比の高度経済成長が続いていることを見せつけ、「眠れる竜」が目覚めて昇り始めたばかりであることを明示した。

 ▽うずくまるベトナムと「昇竜」
 南部の各工場で頻発している労働争議にもかかわらず、中国の経済成長は続いている。一連の争議は中国より労働力が安い近隣諸国を利するとみなされていたが、これまでのところ、数字はこれを裏付けていない。中国は引き続き製造能力に余裕があるが、アジアの競合諸国に同じことは言えない。特に顕著なのは、ベトナムが検査実施件数で前年比ゼロ成長だったことだ。中国はアジアに対する外国直接投資で最大の分け前を得ているが、近隣諸国と対照的な輸出部門の成長を反映していることは間違いない。

 衣料と繊維は前年比で最大の増加率を見せた。中国製織物、衣服の品質の着実な向上は、消費者の信頼を高め、業界を成長させた。

 ▽米国がギリシャ問題抱えるEU追い抜く
 年初の第1四半期は米国とEUの検査依頼件数が前年同期比でほぼ同水準の増加率を示した。それぞれ11.2%と11.3%のプラスである。しかし、第2四半期は米国の製品検査が46%増えたのに比べ、EUは3.8%減少した。最近のギリシャ債務危機がEU加盟各国に広がった影響が主因である。

 アジアインスペクションは中国とアジア諸国で製品検査、実験室試験、工場・社会監査を実施している品質管理会社である。2009年、世界100カ国以上の顧客が品質管理をアジアインスペクションに委ねた。ウェブサイトはhttp://www.AsiaInspection.com。


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