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台湾のメディアテック社、アンドロイド開発推進のOHAに加入

 【新竹(台湾)12日PRN=共同JBN】無線通信とデジタル・マルチメディア・ソリューションの大手ファブレス半導体企業である台湾のメディアテック社(MediaTek, Inc.)は12日、携帯電話の共通ソフトウエア「アンドロイド(Android)」開発を推進する団体オープン・ハンドセット・アライアンス(OHA)に加入したと発表した。OHAはより豊かなモバイル生活に向けた共通コミットメントとビジョンを共有して、71社余りの世界のモバイル業界リーダーと提携関係であり、イノベーションを加速し消費者により豊かでインターネット接続可能なモバイル体験提供を目指している。

 メディアテックのスマートフォン向けワイヤレス・コミュニケーション・ビジネス部門のゼネラルマネジャーであるジェフリー・チュー氏は「アンドロイド(商標)はオンライン・マルチメディア、サービス、ソーシャル・ネットワーキングなど今日のインターネット接続可能な世界で最高のユーザー体験を実現する革新的プラットフォームであり、市場におけるアンドロイドの採用を進めるOHAの使命を支援することに興奮している。メディアテックはOHAのメンバーとして、そのアンドロイド準拠のソリューションを差別化するマルチメディア豊富なチップセット・ソリューション、効率的なサービス、経験豊富な技術チームを機器メーカーやパートナーに供給するよう努力する」と語った。

 メディアテックは各種モバイル・プラットフォーム上で機能豊富なマルチメディア体験を提供してきた成功に支えられて、高品質のフルシステム・ソリューションを供給して費用対効果の高いアンドロイド・ベースのスマートフォンを実現する。同社はそれによって、スマートフォン製品のより広範な世界的規模の進出に向かう障害をさらに減らし、インターネット接続環境の機器に対する関心の高まりに貢献する。さらに同社は顧客と緊密に協力して、新しい新興市場にスマートフォンを採用をより広く進めることを確信している。

 アンドロイド(Android)はグーグル社の登録商標である。

 ▽メディアテック社(MediaTek, Inc.)について
 メディアテック社は無線通信およびデジタル・マルチメディア・ソリューションの大手ファブレス半導体メーカーである。同社は無線通信、高解像度テレビ、光学ストレージ、DVD、ブルーレイ製品用の最先端SOCシステム・ソリューションのマーケットリーダーでありパイオニアである。1997年創立で台湾証券取引所に株式コード「2454」で上場しているメディアテック社は台湾に本社を置き、中国本土、シンガポール、インド、米国、日本、韓国、デンマーク、英国に販売と研究開発の子会社を持っている。詳しい情報はウェブサイト(http://www.mediatek.com)を参照。


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