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パナ、こげつきお知らせ機能搭載IHクッキングヒーター発売

bzf-100629-01.jpg パナソニックは29日、業界初となる「こげつきお知らせ」機能を搭載した、IHクッキングヒーター据置タイプ2機種を9月1日に発売すると発表した。価格はオープンで、月産5000台を計画している。

 IHクッキングヒーター据置タイプは流し台はそのままでコンロ部のみをガスからIHクッキングヒーターに置き換えられる。同社のアンケートによれば、購入者の約6割が60歳以上の高齢者で、「電源スイッチ自動オフ」などの安全性に配慮した機能が好評を得ているという。

 同製品は、据置タイプ用の「薄型光火力センサー付きコイルユニット」を新開発し、業界で初めて「こげつきお知らせ」機能を搭載した。煮物調理時に水分が蒸発して鍋底の温度上昇を検知し、こげつきと判断すると加熱を自動で停止、液晶表示と光るリングの点滅で知らせる。

 また、光センサーの素早い温度検知と、独自の加熱制御プログラムによる「光・揚げ物温度調節」機能により、金属鍋でも揚げ物調理ができる。あわせて、揚げ物の油温を素早く検知できるので、フライパンや小さい鍋を使って少量の油(200g)でも揚げ物調理ができる。

 液晶表示部の文字サイズも従来品より大きくすることで見やすく、さらに使いやすさにも配慮を加えた。


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