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三菱電機がLED照明事業強化、2015年には事業規模500億円へ

 三菱電機はLED照明事業を強化すると発表した。研究開発部門の強化や、LED営業推進センターの新設、ドイツのランプLEDメーカー大手OSRAM社との連携強化などを打ち出し、2015年までに品揃えを1500機種に広げ、事業規模500億円を目指す。

 世界的に低炭素社会への動きが加速するなかで、電気製品においても消費電力量が大きい照明器具の高効率化が求められている。LEDを使用した照明は、省エネ効果が高く、今後市場拡大が見込まれるため、メーカー各社が開発に注力している。

 そうしたなか、三菱電機では、施設用分野新商品の開発に注力することを決めた。具体的には、最も省エネ貢献度の高い施設用照明分野(オフィス、店舗・商業施設、工場・倉庫)向けLED照明器具の開発を重点テーマとし、研究所の基礎技術開発・応用技術開発部隊を投入。2012年までに施設用主力機種で120lm/Wの器具総合効率を達成するとともに、800機種をラインアップする。さらに、2015年には1500機種にラインアップを拡げ、施設用で性能と品ぞろえ共に業界トップクラスのポジションを狙う。

 また、世界トップクラスのランプ・LEDメーカーであるドイツのOSRAM社との連携を強化。LED電球製品(パラトンシリーズ)の国内導入を加速しラインアップを強化。照明器具の開発連携やグローバル展開も今後進める。

 国内においては7月1日付で「LED営業推進センター」を新設し、全社的な営業展開を加速する。


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